この記事では、衣食住についての雑記をなぜ書いているのかについて、広くはブン雑記をなぜ書いているのかを今更ですが、徒然なるままに書きたいと思います。
普段、この記事の内容を面白いなと思ってくれる変わり者さんには考えきっかけになるような記事を書きたいと思いますので、よければ読んで言ってください。
目次
1、生産者になることが自分の夢というか精神の安定だと思うから
1つ目になぜ、僕がこのようなブログを展開するかというと自分は生産者でありたいという思いがあります。
これは本能的な欲求なのですが、安定を求めているのかな思います。
ただ、世間一般にいう定職につくとかそういう安定の定義とは違うので、もう少しここを掘り下げていきたいと思います。
世間でいう安定それは経済的安定であり、根源的安定ではないと思う
一般的に「将来安定だね。」とか、「安定的な人生を送りたい。」と言った言葉が使われる時、その安定とは経済的な安定の側面だけと見ていると思います。それは確かに今の日本の世の中においては安定かもしれません。
しかし、その経済的安定が突如、崩れることだって過去の歴史から見れば十分にあり得るわけです。例えば、ハイパーインフレなどになれば、いくらお金があっても豊かな生活が送れる保証はありません。
今の日本では限りなく低い可能性ではありますが、我々はこの可能性に蓋をして生きています。その蓋の中身を見ずに安定、安定と叫んでいるのです。それにどこか虚しい感情を覚えるのは僕だけではないかと思います。
根源的安定、それは有形な生産活動を伴う経済活動にあると思う
と、考えた時根源的安定とはなんなのでしょうか?
私はこの答えの1つが有形な生産活動を伴う経済活動にあると思っています。
私がいう有形な生産活動とは何か形あるもの、有用なものを作ることを指します。
もっと、言えばこれが私にとって衣食住なのです。食べ物を育て、服を作り、建築を設計し、建てる。
その活動ができて、根源的な安定ひとかけらを手に入れられるのかなと思います。
ここで誤解して欲しくないのは、それは原始的な暮らしに戻れということかと言う人が目に浮かびますが、そういうことではありません。
自分の生活を丁寧にしたいなという思いからですので、そこに文明の度合いは関係ないのです。むしろ、技術は積極的に取り込むべきだと思っています。
2、有形な生産活動によって、新たな感覚、価値観を手に入れたい
技術の進歩時代には肯定的な私ですが、一方で技術の発展で失われた感覚というものも多くあると思っています。
例えば、「本当の豊かさはブッシュマンが知っている」や「エレファントム」というの要約する中で狩猟民族が持つ感覚を知りました(詳しい要約はこちら)。、あるいは実際にアフリカのサファリをドライブする人を見る中で、我々一般の人とは持つ感覚が違うなと思いました。その他、木造建築の大工、伝統工芸の職人など挙げればキリはありませんが、そのような人が持つ研ぎ澄まされた感覚に僕は憧れを持っています。そして、そのような能力は有形な生産活動によって生まれてくる感覚かなと思っています。
これは単純に職人的な職業に憧れがあるということではありません。例えば、野菜を一度も育てたことがない人がいくら有機野菜の魅力について語っても、そこには実感というものがありませんよね。解体処理を経験した上でお肉を食べるのと、表面が綺麗に焼くことだけ経験したことある人では、そこに宿る感覚や価値観は変わったものになると思っています。全く科学的ではありませんが。
そのような感覚もやはり、有形のあるいは有命の生産活動に携わることで生まれてくる感覚に憧れがあるといった方がいいかもしれません。
3、頭と体両方で考えたい
私は学ぶことは好きで、大学院で学んでいます。プロフィールはこちら。そこで、日々新しい理論に触れたり、知らないことに出会う毎日で楽しい日々ですが、ときどき自分が頭でっかちである感覚にあります。知識はあるけど、それを感覚、センセーショーナルとして理解していない。ここに私は違和感を覚えます。
例えば、地球環境についての授業で世界の森林破壊の状況を学ぶとしますよね。そこで、森に足を踏み入れたことのある人と都会のコンクリートジャングルで生きてきた人では感覚として理解度は違うと思うんですよね。これも科学的ではないですが。しかし、そういうところをしっかりしていきたい性分なんですね。だから、こんなブログをやっています。
4、最後にーゆっくりちょっとづづー
もちろん、まだまだ自分はそんな色々と偉そうに言えるほど、知識も持っていませんし、経験を持っていません。だからこそ、経験したことを1つずつゆっくり、書き言葉にしていくことで60年、70年、80年後自分の歩んだ道を示すようなブログにしていきたいな、なんて思っています。ゆっくり少しづつですが、書いて行こうと思いますので、気が向いたら見ていただけるとありがたいです。ではでは。