2022年版ノルウェーナットシェルの買い方と体験レビュー

God morgen ,dag ,kveld 

おはよう、こんにちは、こんばんは、ヅムシです!

この記事では筆者が2022年3月にノルウェーに向かった際のノルウェーナットシェルに関する情報を載せています。

ノルウェーは2022年2月10日10時から入国時の登録義務および陰性証明書の提示義務といった現行の入国規制措置を撤廃し、コロナに対してかなりオープンな対応している国の1つでコロナ渦においても旅行しやすい国の1つです。(最新情報は国の公式の情報をその都度チェックしてください。)

しかし、コロナ禍の数年、旅行系のブログが書かれなくなり、中々、最新情報が取れないという方には特にオススメできる記事になっていると思います。

レビューもいいも悪いもしっかり書こうと思いますので、よろしければご覧下さい。

では、早速ですが、ノルウェーナットシェル観光での旅がどんなものなのか見ていきましょう!

ノルウェーナットシェルとは

まず、ノルウェーナットシェルとは何かというところからです。

ノルウェーナットシェルとは首都Osloと世界遺産でも有名なBergernを繋ぎ、途中でノルウェーの大きな名所の1つである、世界遺産「ソグネフィヨルド」を船で周遊するという鉄道、及び遊覧船チケットの事です。

基本的にはOsloからBergernまでのコース、BergernからOsloまでのコースがあります。

事前の時間指定の予約は必要ですが、どこにいついくのかはわりと自由に決められるので、OsloからBergernまでいき夜行列車でそのままOsloまで帰ってくるみたいなコース設定もできるみたいです。旅行プランに合わせて考えてみてはいかがでしょうか?

買い方

買い方については色々と方法があるようです。ザックリ言えば、鉄道会社から直接買う方法と現地の旅行代理店的な会社から買う方法、そして日本語対応している別の旅行代理店的な会社から買う方法の3つがあるようです。

詳しくは上のページに書いてあるので参照して頂ければよろしいと思うのですが、このブログだと、旅行代理店サイト経由でチケットを買おうとすると、最初は1890NOKと表示されるのに途中から2240NOKと表示されるという問題が報告されており、未解決のようでした。

筆者は実際、チケット購入まで試しましたので、実際の値段がどうだったかレビューします。

結論、2440NOKに値上がり

結論からですが、ノルウェーナッツシェルは1890NOKから2440NOKに値上がりしたようです。

私は3月のオフシーズンに向かったため、もしかしたらハイシーズンの夏頃の値段は違うかも知れませんが、少なくとも2440NOKと表示された人は2440NOKを支払わないといけない可能性が大きそうです。

では、安く買う方法はあるのでしょうか?

次にそれをみて考えていきます。

観光案内所の人が教えてくれた1割引きで買う方法

結論から言えば、現地の旅行代理店のサイト経由ではなく、ノルウェーの国鉄から直接買うことによって2440NOKから2200NOK安くなるようです。

国鉄からの買い方は以下のサイトを参照に

ただ、英語表記かつ、断言はできないのですが、購入する場合はバラで買わないといけないようなので、その手間より240NOK節約したいという方にはオススメかも知れません。

以上、ここまでが買い方。

では、次に一体どんな旅になるのか私の体験談を持ってお伝えしたいと思います。

ノルウェーナットシェル体験談

出発

まず、オスロから始める方はオスロ中央駅から始まります。

駅の電光掲示板でレーン確認して出発です。

ノルウェーの列車には改札のようなものはないので、そのまま電車にのります。

発車した後しばらくすると車掌さんが来ますので、そこでメールでもらったチケットをスマホなどで見せるかプリントしたものをそのまま見せれば大丈夫!

その後、4時間半ほど列車に揺られて次の目的地へ向かいます。上の列車はBergenまで行きますが、フィヨルドに夜ためには途中でおりないといけないので注意してください。

列車は最初は割と空いてるいるのですが、後から混んでくるので、自分の席以外は開けて置くようにしましょう。

私はここでちょっとした失礼なことをしてしまいました。

隣の席が空いてるものだと思ったかつ、早朝の出発だった事もあり、着席直後に2席を使い眠りに入ってしまいました。

その後、1時間半くらいして起きて、本でも読むかと思ったところに隣向かいに座っていたおじさんがやってきて、

「そこ僕の席なんだけど、よかったら置いてある荷物どかしてくれないかな」と訪ねてきました。

失礼な事をしたおもい、慌てて荷物をどかし、謝ると

「今までは空いてたから、無理に自分の席に座る必要はなかったし、謝る事はないよ」とおっしゃってくれました。 

その後、直後に人がどっと押し寄せ、すぐに列車は一杯になりました。

私の行為は完全にマナー違反だったので、許される事ではないと思うのですが、それに柔軟に対応してくれたおじさんに感謝感謝。

皆さんは気をつけて下さい(元々、そんなマナーの悪い人はいないかも知れませんが)

そんなこんなで経由駅に到着します。

先ほども言いましたが、終着駅ではないので、時間を気にして降りて下さい。

電車で山脈の巡る

降りると僕の場合、向かいのレーンへの乗り換えでした、ここは自由席になると思うので、自分の好きなところに座って下さい。

列車の両側にいくつかのビューポイントはありますが、進行方向左側にビューポイントが多かった気がしますので、進行方向左側に座るのが個人的にはオススメです。

この列車はノルウェーの急峻な山々を駆け抜ける列車です。正確に覚えていませんが、山脈を突き抜ける15個ほどのトンネルがほぼ手作業で作られたようです。

その歴史に感謝しながら素晴らしい眺めを見てきいます。

フィヨルドクルーズ&お昼ご飯

しばらくするとフィヨルドクルーズへの玄関口につきます。

この頃にはもう14時、お昼早めにお腹が空くよって人は軽食等を前日までに買っておくといいかもしれません。

15時まで少し時間があるので、港にあるパン屋で軽食を買い、港でコーヒーと一緒に食べます。

クロワッサン1つとコーヒー一杯で800NOK(1000円)。最高の眺めをもらっているから、この値段も仕方がないかと自分にいい聞かせながら、サクサクのクロワッサンを頬張ります。

因みに、学生の貧乏旅行だった私がノルウェーの郷土料理を食したのか、そんなヒントもこちらのサイトにまとめていますので、よかったらご覧ください。

そして、いよいよフィヨルドクルーズ。

これは圧巻でした。圧倒的なスケールのフィヨルドと時折あるその厳しい自然と戦ってきたのであろうと伺える素朴で美しい村々。素敵な眺めに2時間酔いしれます。

私が向かった時は晴れていて、逆さ富士ならぬ、逆さフィヨルドも見れました。

新型のクルーズ船の中にはアルコールや軽食が売られている売店もあるので、ここでゆっくりフィヨルドを眺めながら食事をするのもいいかもしれません。

また、ベストシーズンは夏と聞いていましたが、春は春で雪解けのフィヨルドと春芽吹き始めるフィヨルドのコントラストが素敵でこれまた素敵な一面だなと思います。春でも十分楽しめます。

雪解けのコントラストと小さなむら

クルーズ後の楽しみ方

そんなこんなで遊覧も終わりを迎えるとバスでの移動になります。この頃には17時と夕暮れどきを迎えるので、春にはあかね色に薄く染まる村々を眺めながら、次の目的地に向かいます。

夏は夏でまだ明るいと思いますので、違った表情の村々を眺めながら行けると思います。

バスの途中で川を見る機会があると思うので、ぜひ覗いて以てください。緑になっている事があります。これは雪解け水のため、山の鉱物、ミネラル分が溶け出ししている証拠。神秘的ないろに魅了されながら、経由地Vossに向います。

そして、バスの旅が終わり、Vossに到着すると最終目的地のBergenに列車で向かいます。

1日で旅をしようとするならこの頃には21時になっていますので、ここで宿を探すことになると思います。

タフな人はそのまま、夜行列車でOsloまで戻るという手もあるかもしれません。

以上が体験談になります。最後にレビューとまとめに入ります。

ノルウェーナットシェルレビュー

以上で電車旅が苦にならない人にはとてもおすすめできるパックになってます。

逆に乗り物酔いなどが激しい方には少し疲れる旅になるかもしれません。

ただ、僕は飛行機や揺れの激しい電車などでは酔うのですが、この旅では酔う事はありませんでしたので、よほど乗り物に弱い人でなければ大丈夫だと思います。

また、私みたいに時間がない人は一日でOslo からBergenまで1日で移動できますが、余裕のある人はどこかで泊まってもいいかなと思います。

その方が元気な状態で景色も楽しめると経由地でのアクティビティーも楽しめるかなと。

ただ、経由地のよっては全くアクティビティがなさそうな場所もありましたので、そのあたりは自分で調べるとツアーのような決まった時間に決まったことをする旅行から一転、オリジナルなに旅になると思います。

そんな、フレキシブルさもノルウェーナッツシェルの魅力かもしれません。

最後に

以上、ノルウェーナットシェルの買い方、体験談、レビューと展開してきました。

雄大なフィヨルドに突き進む感覚はまさに爽快であり、私は値上げされてなお、その値段を払う価値がある旅だったなと思います。

自然の美しさと厳しさをここまで感じ取れる場所は世界有数のだと思います。

ぜひ、訪れてみてその雄大さを体感してみてください!

ではでは!

About the author

衣食住、旅人本に興味がある。アウトプットメインですが読んでいただければありがたいです。

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