【書評、超要約】世界一しあわせなフィンランド人は、幸福を追い求めない

この記事では、『世界一しあわせなフィンランド人は、幸福を追い求めない』と言う本の内容についての超要約および書評を一部引用しながら、行っている記事です。

この記事を書いている時期はクリスマスシーズンであり、冬の夜が長いフィンランドにもトップ写真のような素敵なイルミネーションが灯ります。

この本はそんなフィンランド で最近話題になっている哲学者によって書かれた本です。

幸福について興味がある人、この本について興味がある方には参考になる記事になっているのではないかと思いますので、是非ご覧ください。

では、早速ですが、超要約からまいりましょう。

1、1分で読める超要約!

この本に書いていることを私なりにまとめると以下のようになると思っています。

最初はいつから人間が幸福を求めるようになったのかが書いてあります。これは宗教が科学によって否定され、人が信じるものがなくなったよねと言った内容が書かれています。

その後、じゃあ信じられるものがなくなった今、どのように生きればいいのか、筆者はざっくりと2つのことが大事だと言っています。

1、他者とつながること

2、自分自身とつながること

この2点が大事であると、要は自分の得意なこと、好きなことに忠実でありながら、他者に貢献できるようなことをしなさい。と言うことです。

以上、これが超要約の内容になります。

これだけ見るとそれって結構言われていることじゃない?なんて思うかもしれませんが、私がこの本を読んで思ってのは幸福になるためにわざわざ、新しい言説なんていらないんですよね。

けど、確かにこれを忠実に行っている身の回りの人って確かに幸せそうだなって思いました。

では次に、この要約ではまだ物足りない人に私が気になった本の一部を引用してみます。

2、印象に残った文章

「現代では、人生の目的も価値観もそれぞれの人が自由に選択すべきものだと考えられている。ただ、どの目標も価値観も、単に自分が個人的に選んだだけで、究極的には他と比べても絶対的に良いわけではないのだと考えると不安でもある。」

—『世界一しあわせなフィンランド人は、幸福を追い求めない (ハーパーコリンズ・ノンフィクション)』フランク マルテラ著
https://a.co/27NvyJB

「英語の happiness(幸福)という言葉は、「運」や「偶然」を意味する hapという古い言葉から派生したもので、元来は、「なにか良いことがあった」あるいは「物事がうまくいった」というくらいの意味で、心の中の状態が良好であることを意味する言葉ではなかった* 23。」

—『世界一しあわせなフィンランド人は、幸福を追い求めない (ハーパーコリンズ・ノンフィクション)』フランク マルテラ著
https://a.co/4wNeN1R

「人生を意味深いものにしたいと考えるのなら、「宇宙の起源とはなにか」というような〝形而上的〟な問いを立てるべきではない。それよりも、とにかく自分が実際に生きてきた経験から始めるべきだろう。」

—『世界一しあわせなフィンランド人は、幸福を追い求めない (ハーパーコリンズ・ノンフィクション)』フランク マルテラ著
https://a.co/e8IFPXr

「研究者の調査でも、当然のことだが、他人に良い影響をもたらす行動を取っている人ほど、自分の人生を意味あるものとみなす傾向が強いという結果が得られている。」

—『世界一しあわせなフィンランド人は、幸福を追い求めない (ハーパーコリンズ・ノンフィクション)』フランク マルテラ著
https://a.co/ezWzcKO

「人生を意味あるものにする方法は1つではない。ただ、総じて言えば、その方法は主に2つだろう。1つは他者とつながること、もう1つは自分自身とつながることだ。自分自身とつながるとは、自分らしく生き、能力を高めることである。他者とつながるとは、他者と緊密な関係を築き、その人に良い貢献をすることだ。」

—『世界一しあわせなフィンランド人は、幸福を追い求めない (ハーパーコリンズ・ノンフィクション)』フランク マルテラ著
https://a.co/7BUsf4o

「それは、人生をプロジェクトのようにしてはいけない、ということだ。人生を意味あるものにすることを目標にし、その目標に向かって邁進する──そんなことをするとかえって、人生に意味を感じるのが難しくなってしまう。」

—『世界一しあわせなフィンランド人は、幸福を追い求めない (ハーパーコリンズ・ノンフィクション)』フランク マルテラ著
https://a.co/2uoDhrt

「人生をプロジェクト化すると良くないのは、人生が単なる手段になってしまうからだ。もはや人生を生きるのではなく、なにかを得るために人生を利用することになる。富や名声、成功を追い求める代わりに、幸福や意味を追い求めることを目標にしたところでなにも変わらない。」

—『世界一しあわせなフィンランド人は、幸福を追い求めない (ハーパーコリンズ・ノンフィクション)』フランク マルテラ著
https://a.co/e6uGrPp

このように、人間はなぜ幸福を追い求めるようになったのか、どうすればそれを楽しむことができるのかが書かれています。

3、感想

では、最後に少し個人的な感想を述べて終わりにしたいと思います。

まず、気になったのはタイトルです。確かに面白そうなタイトルだなと思って手に取ったのですが、よく見ると英語でのタイトルは『A woderful life: Insights on Finding A Meaningful Existence』となっています。直訳すると『素晴らしい人生:意義のある存在を見つけるための洞察力』となります。

なので、この本を読むときに注意をしなければいけないのは、フィンランドの哲学者が書いた本であるというだけでフィンランド人やフィンランドの暮らしぶりについて書かれている本ではないと言うことです。筆者が育てている子供達とのエピソードなどが消化される場面はありますが、あくまで補助的なものです。

少し前に話題になった本『ハーバードの人生が変わる東洋哲学 悩めるエリートを熱狂させた超人気講義』も元々の英語のタイトルは『Path』だと聞いたことがありますし、タイトルはキャッチーなものをつけるというのが、ここ最近の流れなんですかね。


ハーバードの人生が変わる東洋哲学 悩めるエリートを熱狂させた超人気講義 (早川書房)

個人的には、この本もこのタイトルでなければ手に取ったかどうかわかりませんので、いい本に出会えたと感謝していますが、ニーズがミスマッチしないようには気をつけてください。

では、何が主題かと言われると、Meaningful Existence、意義ある存在、意義ある人生とは何かということが書かれている本だと思います。

その考察や論自体はとても面白いものでしたし、訳も非常にわかりやすく作られていました。

さすが、研究者が書いた本だけあって、その本の多くは引用元をしっかりと明記しています。

他の研究者や国のデータや歴史上の哲学者の文の引用などもされており、結論だけではなく、なぜそのような主張ができるのか、そこをもっと知りたいよって言う方にはお勧めできる本だなと思います。

この本は12章までで構成されているのですが、12章に入った時点でまだ、kindleのページ数が2/3を越えた程度で、最終章でページ数の1/3が書かれているのかと勝手にビックリしましたけど、そんなことはなく、本自体はページ数の70%で後の30%は引用元が明記しれていました。

ちなみに、引用元とかの研究者のデータをしっかり見たいよって方でファクトフルネスを読んだことない方を一読の価値ありだと思います。


FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

正しいデータの見方について書かれている本です。

ビル・ゲイツバラク・オバマ元アメリカ大統領もその本の価値を認めるほどだそうです。

特にビル・ゲイツは、2018年にアメリカの大学を卒業した学生のうち、希望者全員にこの本をプレゼントしたほど、この本に高い評価を与えています。

また、余談ですが、私自身フィンランドに留学した経験があり、それを踏まえて思うことは、確かにフィンランドの人は自己実現欲求にしっかりフォーカスを当てて、要約で書いた自分と繋がることが上手だなと思うことが多くあります。

そんなことをここにもすれづれに書いていますので、よかったらご覧ください。

ざっくり言えば、この記事では2つのことを書いています。

1つはフィンランドにいると意外と見た目の生活費は高いんだけど、社会保障とか必要最低限の生活とかは担保してくれてる感があってみんな生きることに困っていることはないなってことです。

2つ目はその1つ目の基盤があるからこそ、自分が本当に何をしたいのかが、フィンランドの人は比較的わかっているんじゃないかって印象があるよってことを書いてます。

4、最後に

以上、『世界一しあわせなフィンランド人は、幸福を追い求めない』という本の記事を要約してきました。

気になった方は下の欄から購入ページに行けますので、検討してみてください。


世界一しあわせなフィンランド人は、幸福を追い求めない (ハーパーコリンズ・ノンフィクション)

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以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

ではでは

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衣食住、旅人本に興味がある。アウトプットメインですが読んでいただければありがたいです。

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